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【黒執事考察】3.作中における葬儀屋の動向

こんにちは!ユアタリです。

前回、ファントムハイヴ家襲撃事件においての真シエル黒幕説をアップしました。

今回は、【黒執事考察】3.作中における葬儀屋の動向 です。

 

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物語の重大なネタバレがあります。ご注意ください。

葬儀屋とは?

  1. 作品内の描写としては、先代ファントムハイヴ伯爵=先代女王の番犬=ヴィンセント・ファントムハイヴより仕えている裏の情報屋である。
  2. ただし、ヴィンセントと一緒にいるシーンは1枚絵のみで、なぜか対面しているシーンはない。(番外編においても徹底して対面していない)
  3. 金銭≒女王のコインよりも、情報の対価として「笑い」を要求する。
  4. 豪華客船編において、死神(の離脱組)(※死神=元自殺者)であることが発覚。
  5. 死神の特徴である緑色の瞳はしているものの、他の死神とは違い、現時点でメガネをかけていない
  6. 「『死』は絶対」と言っている死神たちとは異なり、死者蘇生をしている。
  7. 豪華客船編、寄宿学校編において歪んだ肉人形(ビザールドール)の作成をしており、最終的に最高傑作として真シエルを蘇生させている。
  8. 死神引退時に回収される、デスサイズを持っている。
  9. 死神派遣協会回収課が持っている、死者のリストを持っている様子はない。
  10. 28巻時点で、セバスチャンや他の死神たちを圧倒的に凌駕するほどの作中最強クラスの戦闘力を持っている。
  11. ファントムハイヴ家に並々ならぬ固執をしている。
  12. 宝物として、坊っちゃんの祖母、クローディア・ファントムハイヴの遺髪入れを始め、複数の遺髪入れを所持していた。その後豪華客船編にて、坊っちゃんに預けている。
  13. 金銭に興味がないものの、青の教団編において純銀のアクセサリーなど高価なものを用意するなど、パトロンがいる可能性がある。

【考察】そもそも死神派遣協会と葬儀屋の関係は?

オセロの同期?

今後29巻以降で明らかになるであろう、葬儀屋の現役の死神時代。

オセロとは旧知の仲だったことが28巻でわかりました。28巻末の29巻予告においてオセロは、葬儀屋のことを「本部を半壊した、伝説のお尋ね者」と言っている。

なぜ本部を半壊し、お尋ね者となり、離脱したのか?その理由は現時点で不明。

死神派遣協会とは敵対関係であることは明らかのようです。

【余談】表紙にグレル・サトクリフはいない

ウィルやロナルド、そしてオセロは表紙になっているのにも関わらず、最初に登場した、マダム・レッドの執事であり、ジャック・ザ・リッパーの片割れである死神派遣協会回収課のグレル・サトクリフが、なぜか表紙にいない。これは枢先生によれば、グレルがメインの回がないせいとのことだが…。今後出てくるのだろうか?

葬儀屋の作中においての動きまとめ

  1. ファントムハイヴ家襲撃事件は動向不明。
  2. 黒ミサ時の動向も不明。
  3. 悪魔が坊っちゃんと契約後、真シエルの死体を炎の中から回収。
  4. 回収後、真シエルを溶液に浸し(腐敗を防ぎ)蘇生の段取りを始める。
  5. 切り裂きジャック事件で裏の情報を求めにきた坊っちゃんに、「裏の情報はない」という情報を伝える。
  6. サーカス編で、「魂は一人ひとつ、大事におしよ」と坊っちゃんに伝える。
  7. サーカス編終盤、ケルヴィン男爵の屋敷が燃えている様子を右側から見て「一体小生は何度同じ忠告を君達にしているんだろう」「ねぇファントムハイヴ伯爵」と言っている。(=後に真シエルにもその様子を見せていることが判明)
  8. 上記7のとき、ケルヴィン男爵の屋敷から走馬灯劇場(シネマティックレコード)が出ていることがわかる。しかし、反対側から観測していた女王の執事たち、Wチャールズは走馬灯劇場が見えていない。=人間には見えない=Wチャールズは人外ではなく人間か。
  9. 豪華客船編において、暁学会とともにカンパニア号(ブルースターライン社)に乗船。ビザールドールを大量に(乗客と同数)載せる。
  10. 豪華客船編。ドルイット子爵を守るために、卒塔婆+デスサイズでグレルとロナルド、そしてセバスチャンと三つ巴の戦い勃発。
  11. 豪華客船編終盤。坊っちゃんに宝物と称した7つの遺髪入れを、戦闘の流れで預けます。
  12. その後、拠点と思われていた店を閉店し、行方をくらませます。(※守ったはずのドルイット子爵は、死神たちに生死を左右されることはないので、イカダに木の十字架に磔にされて生還していることから、葬儀屋が磔にした可能性が高い。何より自分自身で磔にされるのはあの海上では困難。)
  13. 寄宿学校編では、(校長は来年秋まで世界旅行中なので)不在の校長に扮してP4が起こした殺人を暁学会経由で、デリック・アーデン、アガレス副校長、その他の学生たち複数を、豪華客船編よりも性能を上げた状態でビザールドール化させている。
  14. 緑の魔女編。フランスに用事で立ち寄った後、ドイツにいるディーデリヒを訪ねている。その際、ヴィンセントの写真を見て涙を流している。また、「ファントムハイヴ伯爵はまだいる」と言葉を残している。
  15. 青の教団編。真シエルの活動復活の最終段階で、ブラバットを利用し、真シエルと同じ血液型の血液スフィアミュージックホールにて回収し、失血死した人間を複数出す。
  16. 青の教団編終盤?。恐らく真シエルを連れてファントムハイヴの町屋敷へ向かう。ソーマとアグニと遭遇。(28巻時点では不確定)アグニが謎のナイフ使いにより死亡。
  17. 青の教団編終盤?。真シエルと一緒にファントムハイヴ本邸へ向かう。ブラバットをスケープゴート(?)にして、真シエルが『坊っちゃんがシエル・ファントムハイヴ成りすましていたこと』を暴露する現場にいる。グレル、オセロが『折檻』のために乗り込んできたが、途端に警察が乗り込んできてすぐさまに死神たちは消える。葬儀屋は、この場で特になにもしていない(セバスチャンや死神たちに、最初は卒塔婆で余裕をもって対応していたにも関わらず、オセロと対峙してすぐにデスサイズを抜いただけで)いたが、死者蘇生の研究を豪華客船編が始まりではないこと、いつから真シエルを死者蘇生しようとしていたかを説明。(始まりではないことと、いつから真シエルを死者蘇生させようとしていたかは別扱いにも見受けられる)(ビザールドールは魂を求めて噛み付くはずなのに、死神であるはずの葬儀屋にも噛み付いている描写がある)

葬儀屋への疑問まとめ

疑問①:女王の番犬となった坊っちゃんと、いつから接触しているのか?

これが描かれていない。向こうから来たのか、3年前より前に会っているので、そもそもその存在を坊っちゃんが知っていて、坊っちゃんから接触して、女王の番犬の『裏の情報屋』として関わっていたのか。

そもそも、クラウスやマダム・レッドなど、女王の番犬として接点を持っている人物たちと一緒にいるシーンがあるので、横のつながりか?

疑問②:ファントムハイヴ家襲撃事件に何をしていた?

作中、「これ以上ファントムハイヴを失いたくない」と言ってファントムハイヴに固執している葬儀屋が、襲撃事件時に何もしていないのはおかしい

疑問③:双子が拉致されていたときに1か月ほど時間の余裕があるのに何をしていた?

これも疑問②同様、ファントムハイヴに固執しているのに、なぜすぐさまに助けに来なかったのか。または、助けに来られなかったのか。

作中では、真シエルの死体を炎の中から回収するのに「苦労した」と言っている。

作中最強クラスの葬儀屋が「苦労した」とは、ファントムハイヴ家襲撃事件および、双子拉致後の黒ミサにおいても人外(≒死神派遣協会?orヴィクトリア女王?)が関与している証拠では?

疑問④:切り裂きジャック事件時、グレルを見た瞬間に死神だと気づいていたのでは?

あくまで『裏の情報屋』として、『裏の情報はない』とヒントを与えている。しかし、マダム・レッドとグレル・サトクリフが店に来たとき、グレルのことを死神だと気づかないものだろうか。

疑問⑤:なぜドルイット子爵を守った?

『笑い』のためだけか?

そもそもドルイット子爵は、闇オークションや、黒魔術に関わりがあると切り裂きジャック事件時から描写があり、何よりも暁学会に所属している。暁学会のリアン・ストーカーは見捨てているのに、ドルイット子爵だけを助ける理由が他に決定的なものがあるはず。

本当に『笑い』のためだけだとしたら、枢先生はずるい。

疑問⑥:緑の魔女編でなぜフランスに立ち寄った?

そういえば、ファントムハイヴ邸連続殺人事件編のときに坊っちゃんとセバスチャンは、皮肉を作家のアーサーの眼の前で「フランス語」で流暢に話している。フランスに何かあるのか?

次に、『シエル』という名前は英語ではなくフランス語で空という意味。

今までこのような伏線があったが、葬儀屋が真シエルの完全復活の前にフランスに立ち寄っているということは、黒執事の肝となる舞台はフランスか?

疑問⑦:オセロと旧知の仲だが、なぜすぐにデスサイズを抜いた?

これは『笑い』のためなのか、はたまたオセロが何か隠し技があり、強敵だとみなしているのかどっちかだろう。

そもそもデスサイズを抜く=強敵というのは、セバスチャンと死神2人(グレル、ロナルド)を相手取って余裕をもっていて、やっと抜いたレベルなので、ひ弱そうなオセロを前にしてすぐデスサイズを抜く理由がわからない。

疑問⑧:真面目に死神として働いていた描写があるのに、なぜ離脱した?

これは物語の本幹に関わる部分だろう。

『淡々と坦々と』真面目に死神として働いていて、何かがきっかけで死神派遣協会の本部を半壊させ、離脱している。そのきっかけとは何か。

そもそも、死神は黒執事において、神の一種ではあるものの、『元自殺者』

その元自殺者が、なぜ死のリストをもとに魂の回収をし、世界の利益となる人間を調査しているのだろう。

ヴィクトリア女王がきっかけ?

女王のコインはいらない、女王を批判するなど、葬儀屋は何かしらヴィクトリア女王を好んでいない。もしかしたら、葬儀屋とヴィクトリア女王の間に何かがあったせいか?

遺髪入れで坊っちゃんと関係のあるとされている、クローディア・ファントムハイヴは、36歳の若さで死亡している。また、その夫と思しき存在は、ファミリーツリーからなぜかぼかされていない。葬儀屋はクローディアの夫…?

疑問⑨:真シエル完全復活後、なぜタナカと葬儀屋が一緒にいる?

タナカがいる理由も完全にはわからないが、「ファントムハイヴ家執事として」残っているだけの可能性が高い。使用人として、主人たち(坊っちゃんと真シエル)に逆らったり、自分の意見をいったりすることがないだけで、葬儀屋とも一緒にいるのか?

もしくは、真シエルのためではなく、坊っちゃんのためにタナカは残っているのか?

疑問⑩:デスサイズが死神らしいデスサイズの理由

オセロが所持しているデスサイズは支給品とされている、草刈鎌。

グレルは、チェーンソー。ウィルは高枝切鋏。ロナルドは芝刈り機。と、庭などに関係するものが多いなか(ドイツ支部の死神はデスサイズ未確認)、葬儀屋だけは死神らしい大鎌。しかも髑髏がついている。この理由は単に、死神歴が長いだけなのか?

疑問⑪:葬儀屋含め、死神たちは元自殺者でありながら、魂を持っている?

その証拠としては、豪華客船編の描写で、真シエルが未完成のビザールドール化状態で葬儀屋に噛み付いているシーン。

豪華客船編の他のビザールドールは、魂を求めて生者に噛み付くという設定でした。

ということは、噛み付いた葬儀屋は魂を持っていることになります。

さらに、葬儀屋=死神であるなら、他の死神たちも魂を持っているという話になります。

元自殺者でありながら、魂を持っているというのはどういうことでしょう…?

魂を持っているからこそ、セバスチャンは葬儀屋が死神であることを見抜けなかった?

 

今後も葬儀屋の動向から目を離せませんね。

 

悪魔学から見る黒執事、その他未定

 

しがないゲイ
ユアタリ
ジャンル不特定で書きたいことを書く。それがたとえ悍ましいことであっても。欲しいものは「ボキャブラリー」。

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